収穫されたねぎはすぐこの選別場に来るから、わたしたちの出番よ。
長年、毎日たくさんのねぎを見ているから、どんな風に育てられたかもわかっちゃう。
もちろん大体は良いねぎばかりだけど、まずは外葉を外して、太さごとにわけます。
自然のものだから、良くないものが混じってないかそこはきちんと目で見ています。
すばやく、でも大事に、ねぎを傷つけないようにね、1本1本丁寧に作業するんですよ。
それで選別が終わったら次は、ねぎを洗います。
収穫されたねぎはすぐこの選別場に来るから、わたしたちの出番よ。
長年、毎日たくさんのねぎを見ているから、どんな風に育てられたかもわかっちゃう。
もちろん大体は良いねぎばかりだけど、まずは外葉を外して、太さごとにわけます。
自然のものだから、良くないものが混じってないかそこはきちんと目で見ています。
すばやく、でも大事に、ねぎを傷つけないようにね、1本1本丁寧に作業するんですよ。
それで選別が終わったら次は、ねぎを洗います。
選別場で仕分けられたねぎは自動の洗浄機を使って汚れを落としたら、スライサーでカットします。
春口農園のカットねぎは「ねぎの形がきれい」と言っていただけるんですけど、
なんでかって言ったらここの特殊な丸刃スライサーを使ってるからなんですよ。
このスライサーはねぎを潰さないので、ほんときれいな輪が作れるんです。
しかも切り幅を0.1mmサイズ単位で切り分けることができます。
カットが終わればあとは出荷……なのですが、
カットしたら殺菌して、それで冷水で濯ぎの作業をします。
この濯ぎももちろん1℃の冷水を使って、一気に冷やすんです。
冷やすと鮮度が長持ちして、品質もよくなるんですよ。
それから脱水機にかけます。
このひと作業が、鮮度だけでなく、ねぎがもっている色や香り、
味をぐんと引き出してくれるんです。
いよいよ出荷できるとこまできました。うれしいわぁ。
脱水まで終えたカットねぎは、袋詰めして出荷されますけど、
ここでの袋詰め作業は、機械は使わないの。
1つ1つ手作業。
そして検品のときには金属探知機も使って、人の目と合わせて、厳しくチェックするの。
やっぱり、なんども人の目を通したら、機械にはわからない傷みだとか
異物だとかが見つかって、取りのぞくことができるのよ。
でもこれも「さすが!」と言ってもらえるような春口のねぎをとどけたいと
それぞれが思っているからこそ。
しっかりやるには人の目が欠かせないですよ。